レビュー

ソーシャル・ネットワークを観て来たよ

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まず、感想を一言でいうと、めちゃくちゃ面白い!
ただ、Facebookやプログラマーの予備知識がない人にすすめても良いものか、悩む所です。

映画自体は、Facebookが大きくなって行くなかで生まれる人間関係と、その歪みを表現したもので、それさえ理解出来れば問題ないのかなという気もします。

この映画の素晴らしい所は、マーク・ザッカーバーグを初めとする登場人物達の誰かに偏ったストーリーでなく、全ての登場人物に共感できるように描かれている点。まぁ人によっては「あいつが悪い」と判断した見方をされる方もいるかもしれませんが。

あと音楽が素晴らしい。マーク・ザッカーバーグがコードに夢中になっている時、「クラブ」のシーンで流れる音楽、その他にも、それぞれシーンにマッチしていて、それがまた映画のテンポを良くし、それぞれのキャラクターを引き立たせている。
サウンドトラックとなると、一貫性のないものになってしまうのかもしれないけれど、映画の中では様々なバックグラウンドをもったキャラクター達に見事にマッチしていて、様々な人が登場して複雑な人間関係を表しています。

あと、いわゆるギークをクールに魅せていたのも斬新かなと。
これは僕がマークと同じようにWebサイトを立ち上げようとしているからかもしれませんが、マークが酔った勢いでハッキングをするシーンや、ふと思いついた新機能をあっという間に手を動かして追加してしまうシーンなんかは鳥肌が立つほどかっこ良かった。

僕のような仕事をしている人間から観たこの映画の教訓は、「アイデア」には価値がほとんどない。ということ。
実際アイデアなんて誰しも持っているものなんです。「素晴らしいアイデアを思いついた!オレは凄いアイデアマンだ!」と勘違いする人はたくさんいますが、実際そのアイデアなんてのは、誰かが既に実現していたり、まだ誰も実現していなくても、自分で作れなければ意味がない。

今回の映画で言えば、マークのアイデアそのものはMySpaceやFriendSterに毛の生えたようなもの。別に画期的でもなんでもない。凄いのはそれをあっという間に実現する技術力と実行力。

これまでたくさんのプログラマーと仕事してきましたが、アイデアを持つプログラマーにはほとんど出会わなかった。プログラマーなんて仕様書がなければプログラム出来ません。てな感じのプログラマーが多い。
マーク・ザッカーバーグが他と違うのはこの点。彼にはアイデアも技術力も実行力も持っているから。

どこかで「マークはあの映画で描かれているような変な奴でも嫌な奴でもありません」というコメントを読んだけど、僕は彼が変だとか嫌な奴とかいう印象は受けませんでした。

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